相続登記は「必ずしもやらなくてもよい」と考えられていた時代もありましたが、現在は状況が大きく変わっています。
結論からいうと、
相続登記を放置すると、罰則やトラブルのリスクが生じます。
ここでは、相続登記をしない場合に起こり得るリスクについて、わかりやすく解説します。
このページの目次
■ 相続登記は義務化されています
2024年(令和6年)から、相続登記は義務化されました。
不動産を相続した場合、
原則として3年以内に相続登記を行う必要があります。
■ 相続登記をしない場合の主なリスク
① 過料(罰金)が科される可能性がある
正当な理由なく相続登記をしない場合、
10万円以下の過料が科される可能性があります。
② 不動産の売却や活用ができない
名義が亡くなった方のままだと、
- 売却できない
- 担保にできない
- 活用が制限される
といった問題が発生します。
③ 相続人が増えて手続きが複雑になる
相続登記をしないまま時間が経つと、
- 相続人が亡くなる
- 次の相続が発生する
👉 権利関係がどんどん複雑になります
結果として、
「誰の同意が必要なのかわからない」状態になることもあります。
④ 相続人同士のトラブルにつながる
時間が経つことで、
- 認識のズレ
- 意見の対立
が生じやすくなります。
👉 早めに名義変更しておくことで、トラブルを防げます。
⑤ 書類収集が困難になる
時間が経過すると、
- 戸籍の取得が難しくなる
- 本籍地が増える
など、手続きの負担が大きくなります。
■ 特に注意すべきケース
以下のような場合は、早めの対応が重要です。
- 相続人が多い
- 不動産が複数ある
- 遠方に住んでいる相続人がいる
👉 放置すると一気に難易度が上がります
■ ではいつまでにやればいい?
相続登記は、
不動産を取得したことを知った日から3年以内に行う必要があります。
期限を過ぎると、過料の対象になる可能性があります。
■ 放置してしまっている場合の対処法
すでに相続登記をしていない場合でも、手続きは可能です。
ただし、
- 相続関係が複雑になっている
- 書類が不足している
などの場合は、専門家に相談することでスムーズに進められます。
■ まとめ
相続登記を放置すると、以下のようなリスクがあります。
- 過料が科される可能性がある
- 不動産の売却・活用ができない
- 相続関係が複雑になる
- トラブルが発生しやすくなる
相続登記は「後回しにするほど大変になる手続き」です。
早めに対応することが、結果的に負担を減らすことにつながります。
■ 関連ページのご案内
相続登記についてさらに詳しく知りたい方は、以下のページもご参考ください。
「相続登記を放置するとリスクがあることはわかったが、
実際に何から始めればよいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
当事務所では、相続登記に関するご相談を承っております。
必要書類の収集サポート
手続きの代行
現状の整理・アドバイス
など、状況に応じて対応いたします。
まずはお気軽にご問い合わせください。

千葉県柏市で2002年に開設した司法書士事務所です。相続や遺言、家族信託など、相続手続きを中心に、丁寧かつわかりやすい対応を心がけています。「ちょっと聞いてみたい」そんな気持ちに寄り添えるよう、平日夜や土日祝のご相談にも対応しています。一人で抱え込まず、気軽にご相談ください。

