司法書士 小川 直孝
相続と家族信託のスペシャリストが「相談して良かった」の安心をお届けします。
このページの目次
【生まれた年】
1970年東京都足立区生まれ。地域の少年野球クラブで最初は嫌々練習に参加していましたが今になって思うと当時のチームで行動するという経験が集中力を養うきっかけになったのかもしれません。
【学生時代の話】
1988年に千葉大学入学と同時に学費を工面するため新聞奨学生として大学近くの専売所に住み込みをして新聞配達をしながら大学に通っていました。なので大学のサークル活動とは無縁でした。大学2年生から奨学金をもらえることになったので新聞配達は1年で終えることができましたが、働いてお金をもらうことの大変さも知りましたし、そのときのいろいろな経験は30年以上経った現在でも役に立っています。
【司法書士になろうと思ったきっかけ】
大学の生協に置かれていた司法書士試験予備校のパンフレットを見てはじめて「司法書士」という職業を知りました。「司法試験は難しそうだけど司法書士試験ならなんとかなるか」と軽い気持ちで勉強を始めたところ、法律が実は日常生活のすべてに関係しているのだということを知りました。次第に法律の勉強が面白いと感じるようになり「司法書士になりたい」と真剣に考えるようになりました。
【就職してからの話】
大学卒業後、都内の小さな司法書士事務所で補助者として勤めながら模擬試験以外は独学で司法書士を目指しました。毎年受験したものの不合格が続き、ようやく2000年に司法書士試験に合格しました。その後、登記だけでなく債権回収会社や大手企業の法務、債務整理を扱う2つの司法書士事務所で実務経験を積みました。
補助者経験は長いので実務には自信があったものの経済的な不安があり独立開業をためらっていましたが、周囲の方々の助けを得て2002年に千葉県柏市に小川直孝司法書士事務所を開設することができました。
【今の仕事の話】
自分で司法書士事務所を開いた当時から頼まれた仕事は全部引き受けるというスタンスでやってきましたが、いつのまにか相続や家族信託等の登記手続き、遺言や成年後見が専門の事務所になりました。ということは、私に求められる社会的需要が相続・家族信託・遺言・成年後見なのだと思っていますので、さらに研鑽を積んで相談にいらっしゃる皆さんの不安が少しでも減らせることができるようにと心がけています。
お客様から「相談して良かったです。」とか、「おかげさまで助かりました。」といった声を聞くことができたときが一番うれしいです。
【実績】
司法書士と言えば相続登記、マイホームの購入時の登記手続きを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが小川司法書士事務所を開設してから私が取り組んだ業務分野は
- 相続登記、マイホームの購入時の登記手続きはもちろんですが
- 成年後見(保佐、補助、任意後見)
- 家族信託、遺言による資産承継
- 贈与、離婚による財産分与
- 会社設立、企業法務
- 債務整理(自己破産、民事再生、任意整理、ヤミ金処理)
- 建物明渡訴訟、貸金返還請求訴訟
など多岐にわたっています。
これらもすべて当事務所に相談にいらしたお客様のご要望に応じて取り組んできた分野ですがなかには経験の浅い分野もあったため勉強をしながら失敗を重ねながらなんとかやり遂げたものもありました。このような経験を積み重ねて常に最新の法的サービスを提供できるような準備を整えています。
また家族信託や成年後見の分野については、関係機関からの要請でセミナー講師をしたり、自主開催の家族信託セミナーの定期的に開催してきました。ちなみに小さいときから人前でお話しすることは苦にならない性格です。
新型コロナウィルスの影響で対面でのセミナー開催が難しいため最近ではZoomを使ったセミナーも開催しています。
【仕事に当たる際に心がけていること】
今は亡き父がマイホームを購入するとき、不動産屋さんや銀行に一緒について行ったことがあります。バブル絶頂期だったこともあるのでしょうか、今思うと担当した司法書士から父に対して細かい説明はしてくれず父もなんとなく書類にサインしただけだったような気がします。住宅ローンで抵当権設定をしたり権利証がどうなっているのかとか、司法書士の費用がどうなっているとか、父が亡くなってからそれらの書類を見返してみると客の立場である父からその司法書士がどう見えていたのかなんとなく分かる気がしました。
自分が司法書士になってみて心がけていることは、なるべく丁寧にお客様に手続きや制度の説明をするということです。ただでさえ一生に一度あるかないかの登記手続きについてよく分からないから専門家のところに来て相談しているのに説明も十分もないまま大事な財産を処分したり裁判所の手続きを進めたりすることは不安でしかないと思うからです。
お客様に対して丁寧・親切に対応させていただくことで相続や家族信託の手続きを小川司法書士事務所に依頼して不安が解消されたという気持ちになっていただけるように努めています。
【メッセージ】
小川司法書士事務所が専門に扱っている相続、遺言、家族信託は、本来ご本人やご家族同士でも手続きが進められるものですが、その選択を誤ってしまうと、思わぬデメリットが発生してしまうことがあります。その意味で「誰に相談しても同じ」ではありませんし、「誰に手続きを依頼しても結果は同じ」ではありません。
成年後見の仕事も「誰が後見人をやっても結果は同じ」ではありません。誰が後見人になるか、どの方法でご本人をサポートしていくかによって当のご本人の生活環境は大きく変わってしまうことになります。ご家族が後見人になる場合でも専門家からの適切なアドバイスがなく漫然と後見人の仕事をしていたために家庭裁判所から解任されてしまったということにもなりかねません。
当事務所を利用された方がご自身の財産や大切なご家族を安心して守っていくことができるようにお手伝いいたします。お気軽にご相談ください。
【趣味】
趣味は飼っているセキセイインコと帰宅後に遊ぶことです。小さい頃は犬や猫が苦手だったように思うのですが、この仕事を始めてからは成年後見の仕事で犬や猫のいるお宅を訪問することも多々あり、スーツが毛だらけになることもしばしばで苦手とか言っている場合ではなくなってしまいました。
【好きな旅行先】
母の実家が北海道の旭川にあり親戚や知人のいる札幌や小樽にもお墓参りなどで小さいときからよく行く機会がありました。空港からレンタカーで行ったことことのない道内を周遊するのが楽しみですがとにかく広すぎて観光地をめぐるにも何年もかかりそうです。