株式会社の設立登記の場合、たとえば資本金１０００万円で設立登記をしようとすると、登録免許税が１５万円必要となります。
しかしこの登録免許税が軽減される場合があります。
それが「産業競争力強化法」という法律(平成２６年１月２０日施行)に基づいて認定された市区町村からの支援を受けて創業し、その支援を受けたという証明書の交付を添付する方法です。
この証明書を添付して、株式会社の設立登記を申請すると原則として１５万円必要だった登録免許税が２分の１の７万５，０００円に軽減されます。
この支援を受けた会社は、この他にも
- 日本政策金融公庫の融資制度である新創業融資制度の自己資金要件が不要になる
- 国の「創業補助金」の応募資格が得られる
といったメリットもあります。
この支援を受けるためには各市区町村が実施している特定創業支援事業を受講し、修了する必要がありますので一定の時間がかかります。
「今すぐ会社を設立したい」という方には時間的に厳しいかもしれません。
ただこのような支援事業で得たノウハウは、起業した後も役立つものですから「じっくり準備して起業したい」という方は検討してみる価値はあるのではないでしょうか。
| 千葉県内で産業競争力強化法にもとづく認定を受けた市町村はこちら |
| 柏市の創業支援等事業計画→こちら ３つの中から１つ受講 ・柏商工会議所の「かしわ創業塾」 ・柏市沼南商工会の「柏市しょうなん創業塾」 ・TXアントレプレナーパートナーズの「ビジネスプラン作成セミナー」 |
| 柏市の特定創業支援事業による支援を受けたことの証明書のページ |
小川司法書士事務所では、会社設立登記のサポートを行っています。
司法書士の手数料は５５，０００円(消費税込)です。
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