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実家の空き家どうする?相続後の売却・管理方法を解説
「相続した実家が空き家のまま…どうしたらいいかわからない」
そんなご相談が柏市をはじめとした地域で年々増加しています。
空き家の放置には固定資産税や防犯リスク、近隣トラブルなどの 思わぬ問題が発生することも少なくありません。 この記事では、司法書士の視点から、空き家をどう整理すればよいのか、 わかりやすく解説いたします。
空き家を放置するとどうなる?4つのリスク
- 特定空き家に指定されるリスク:行政から勧告・命令を受け、固定資産税の優遇が打ち切られる場合があります。
- 老朽化による倒壊や火災リスク:放置された建物は劣化が早く、事故や火災の原因にも。
- 空き巣や不法投棄などの犯罪リスク:人の出入りがないと、防犯上の問題も大きくなります。
- 親族間トラブルの火種に:空き家の扱いに意見が割れ、感情的な対立につながることも。
空き家に対する3つの選択肢
- 1. 売却する:名義変更を済ませてから売却活動へ。ただし売却査定で価格を事前に把握する。
- 2. 管理を委託する:不動産会社や管理会社に依頼して維持管理の負担を軽減。ただし経済的負担とのバランスも大事。
- 3. 解体して更地にする:築年数や老朽状況によっては解体して土地活用へ。ただし固定資産税評価額の変化に注意が必要。
空き家売却・整理に必要な手続きとは?
- 相続人の確定(戸籍調査)
- 相続登記(名義変更手続き)
- 遺産分割協議書の作成
- 売却契約時の権利確認と書類準備
- 境界確定や測量の検討
柏市の司法書士小川直孝がサポートできること
- 相続登記(不動産名義変更)
- 相続関係説明図の作成
- 遺産分割協議書の作成
- 売却前の書類整備や助言、売主代理人として活動も可
- 不動産会社との連携・紹介
よくあるご質問(FAQ)
- Q:売却するには名義変更が必要ですか?
- A:はい。相続登記(名義変更)を行わないと、不動産を第三者へ売却することはできません。
- Q:相続人の一部と連絡が取れません。売却は可能?
- A:原則として全員の同意が必要ですが、法的手続き(調停や不在者財産管理人の選任)により進める方法もあります。
- Q:空き家をそのまま放置するとどうなりますか?
- A:行政の指導や税負担増加、事故・災害の責任など、重大なリスクが発生する可能性があります。
ご相談は無料|まずはお気軽にお問い合わせください
当事務所では、空き家問題に関する初回相談を無料で承っております。
相続の手続きから売却の準備まで、柏市の地域事情に詳しい司法書士が親身に対応いたします。
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司法書士 小川直孝事務所(柏市)
千葉県柏市を拠点に、相続・不動産登記・遺産整理を専門に対応しています。
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